東校日記

身の回りの科学

2021年11月26日 10時15分

 日ごとに寒さが増して、冬の気候となってきました。来週には最低気温が5度を下回るようです。

 季節の変わり目は、気圧や気温、湿度の変化が大きいため、脳はそれに対応することで疲労が溜まっています。そのため、体調を崩してしまう場合があるのですが、これは人間だけではなく他の動物もそのようです。現在、この夏に実験室で産まれたスッポンの勅虎(テトラ)も病気にかかり薬浴中です。

 薬液にはメチレンブルーを用いています。メチレンブルーは色素の一種で、高校生物の細胞の観察時や代謝の分野、また、高校化学の酸化還元の分野などで扱われることがあります。

 薬浴の原理もこれらの分野で説明することができます。皆さん、ぜひチャレンジしてみて下さい。

 『科学』には毎日の生活に結び付く驚きや発見が多く含まれています。様々な視点を持って学習に取り組むと、また違った楽しさと出会えるかもしれませんね。

 今日は、1・2年生は考査最終日、6年生は考査4日目です。また、3・4・5年生は修学旅行と研修旅行から愛媛に戻ってきます。月曜日からは全学年揃っての生活に戻りますが、考査・旅行の疲れに負けず、元気に登校して欲しいと思います。