いまとう探究!ーまとめBLogー

pGLOバクテリア遺伝子組換え実験

2021年1月26日 16時42分
後期生

5年生、及び6年生サイエンスの生物の授業で、pGLOプラスミドを大腸菌に導入し、紫外線で緑色蛍光色に光る大腸菌を作り出す実験を行いました。遺伝子組換え実験は、法令により取り扱いが決められており、各々で細かい取り決めについても確認し、それぞれの班に分かれて実験に取り組みました。

 それでは、実験について説明します。

まず、前もって培養していた大腸菌(K-12:HB101大腸菌)に、ヒートショック法という手法で形質転換を起こさせます。

次に、クラッシュアイスに入れた大腸菌とpGLOプラスミドを42℃のウォーターバスに入れ、急激な温度変化を与えます。

そして、新しい培地に均一に塗布します。

その後、新しい遺伝子が導入された大腸菌と、もとの大腸菌をプレートで培養し、遺伝子組換えが起こったことを確認します。

 緑色蛍光色に光る大腸菌を作り出すことに成功しました。

 

生徒の感想より

・実験の手法や作業など気を付けないといけないことが多く大変だったが成功して良かった。

・遺伝子が組み換えられ生物の性質が変わることを目の当たりにして、生命の神秘を感じた。

・生命科学のとても素晴らしい仕組みに興味が沸いた。

・実験ではとても緊張したが成功できたので、今度の実験も積極的に取り組みたい。

 

今後も、更に色々な実験に取り組み、生物の奥深さと面白さを感じて欲しいと思います。