「今治城のお堀には、どんな生物が生きているのかな?」イベントに参加しました。
2022年9月15日 11時30分先週末の日曜日の9月11日の午後から、
本校有志生徒が海草アマモについて学習させてもらっている
NPO法人今治シビックプライドセンター主催のイベントに
4,5年生20名が参加しました。
今回のイベントは、日本三大海城として知られる今治城での生き物観察会でした。
今治港の変遷が描かれたハ―バリーを出発して、
係留された船の間に、今も位置を変えずに残されている堀跡を見ながらお城を目指しました。
お城では学芸員の方から、堀は明治時代に魚や牡蠣の養殖場として利用されていたことを教えてもらいました。
普段は入れない石垣の土台部分の「犬走り」には無数のカニの穴が開いており、突然の多数の人間の登場に慌てふためく無数のカニに、足の踏み場もないほどでした。
話は変わりますが、明治時代に東京から横浜までひかれた日本最初の鉄道は、陸上で土地の買収ができなかった区間は海の上に石垣を組んで線路を引いたそうです。もしかすると高虎の技術が生かされているのかもしれませんね。
今治城のお堀には、アマモの遺物も発見されているそうです。
将来的に今治城のお堀にもアマモの藻場ができたら素敵ですよね。今回もまた貴重な体験ができました。