ウニの飼育
2025年2月26日 14時01分最近、生物実験室ではウニを飼育しています。
高校生物の発生の授業で、ウニの受精から発生までの様子に関する授業があり、その教材研究のためです。
今日は、ウニの受精してから1週間の様子を紹介します。
まずは、受精です。受精すると、卵(黄色)は膜で覆われます。こうすることで多精を防いでいるのです。
そして、卵割という細胞分裂が起こり、どんどん細胞の数が増えていきます。1個だった卵が、2個、4個となっていっているでしょう。
しまいには、数が分からないほどに・・・。我々ヒトも、このように多数の細胞からなっているんですよ。
そして、次は陥入(かんにゅう)という、特定の領域が内側に入り込む現象が起こります。陥入によって、消化管や口、肛門などの原型ができるんです。
そして、現在がこのような様子です。少し三角錐みたいな形になってきて、元気に泳いでいます。しかし、成体まではまだまだです。
これからも見守っていきたいと思います。
見てみたい方は、ぜひ生物実験室へ!