いまとう探究!ーまとめBLogー
大阪・関西万博で発表してきました(「チーム培養肉」)
2025年7月9日 17時58分大阪大学を中心とする「培養肉未来創造コンソーシアム」と連携した「培養肉の啓発活動」の一環として、
7月7日(月)島津製作所主催「第4回 GLOBAL FOOD SUMMIT2025」講演聴講の機会を頂戴しました。
会場は、大阪府国際会議場グランキューブ大阪でした。
培養肉をはじめとする食品関連の化学分析で世界に貢献する島津製作所主催のグローバルサミットだけあって、
世界に先駆けて培養肉の市場展開を行ったシンガポールや市場展開にはハラル認証が条件となるマレーシアの政府高官の方から
貴重なお話を聞くことができました。
国連(FAO)の見立てでは、オランダの国土面積があれば、世界の食肉需要を賄うことができるとのことでした。
(問題 日本人が食べるお肉をすべて培養肉で賄うとすれば、どれだけの広さが必要でしょう? ①種子島 ②淡路島 ③四国 ④北海道)
※答えは、記事の最後にあります。
懇親会にも招待くださり、記念写真も撮ってくださいました。
島津製作所代表取締役社長山本靖則様に本校の取組を説明 講演者の方々との記念写真
翌日は、7月8日(火)大坂・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン催事場にて、
培養肉未来創造コンソーシアム主催イベント”CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025 ~知る 感じる 考える 培養肉が創る未来の食~”の
パネルディスカッションに「高校生代表」として参加しました。
「代替肉や培養肉がある未来にはどんな新しい仕事ができるのか?」「培養肉に対する消費者の信頼獲得と普及へのカギは何か?」をテーマに
ディスカッションは行われました。その後、実際に培養肉を焼いて匂いを会場参加者と味わい、培養肉未来宣言に調印して、イベントは終了しました。
主催者のご配慮で、ヘルスケアパビリオンのリボーン体験ルートにも参加させていただき、大阪・関西万博を満喫しました!
3Dプリンターで実際に作られた培養肉(展示)
「チーム培養肉」は、「第3回政策甲子園」の書類審査を通過し、
7月27日(日)に京都府旧議事堂で行われる西日本大会への出場を決めています。
今回新たに得た学びを踏まえた政策提言を行いたいと思います。
(答えは① 種子島です)
6月の課外活動報告
2025年7月1日 21時00分松葉ペレットから広がる環境配慮型社会~脱プラ・脱除草剤の実践~
をテーマに7月31日に万博で発表するSFキーパーズの"松葉ペレットのしまなみアースランドでの性能検証(2年目)”開始から、
ちょうど1か月経ちました。
「梅雨明け宣言」も行われ、快晴の6月29日に、"さつまいも畑”の様子を確認してきました。
作付けからたった1か月で、黒マルチを設置していないところは雑草が伸び放題でしたが、
ペレット散布部はきちんと除草効果が発揮されていました!
今後も、1か月毎にさつまいもの成長を見守っていきます。
SFキーパーズの4期生の活動も始まりました。雑草抑制のメカニズム(アレロパシー)の検証です。
理科の先生方の指導を受けながらの試行錯誤ですが、
粘り強く取り組むことで、少しでもメカニズムの解明に近づきたいと思います。
高校生MIRAI万博公式HPで、本校をはじめとする発表校20チームが公開されました。ぜひ、ご覧ください!
https://www.mmfe.or.jp/special/banpaku2025/
今治市 防災危機管理課 公認! 防災観光マップ(桜井地区)完成❣
昨年6月の今治市の「今治市民講座(防災・危機管理)」の受講から約1年かけた地域防災学習の成果として、
防災マップに地域の食事処や観光名所を一緒に掲載した「桜井地区オリジナル防災MAP」が完成しました。
作成した生徒達の思いは、
「大切に思うあまり奥の方にしまわれていることが多い防災マップを、食事処や観光名所の紹介マップと一体化することで、普段から地域の危険な個所を確認できるしてほしい」というもの。
桜井地区の観光名所や食事処に置かれています!
https://koukoukyouik.sharepoint.com/:b:/s/msteams_8d94f7/EY6ERuRh0oRDgm05cj1pLpIBYCEL6MHp40ZYXkVFOEKkpQ?e=MFhLGG
力作です。ぜひダウンロードして、ご活用ください!
5月の課外活動報告 松葉ペレットの性能検証(2年目) 始まりました!
2025年5月28日 18時26分今年も松葉ペレットの性能検証の場として、
しまなみアースランドの市民農園をお借りできることになりました。
今治市農林水産課の皆様、本当にありがとうございます。
5月28日に別宮小の2年生がサツマイモを植える体験があるから一緒に…というお話をいただいたので、
「松葉ペレット」を持参し、散布させていただきました。
今年はサツマイモ(昨年はじゃがいも)での検証になりました。
今回は、松葉の「アレロパシー効果」についても調べます。
アレロパシーとは、植物が成長時に出す化学物質です。
松葉を煮沸してアレロパシー成分を減らした「煮出し松葉ペレット散布部」と「通常の松葉ペレット散布部」とで、
作物の成長と雑草抑制の効果を比較する区画を設けました。
1か月ごとに経過観察をしていきたいと思います。
日本農業新聞(5月12日)に取り上げられました!
2025年5月25日 20時56分4月の課外活動報告 大阪・関西万博への参加決定!
2025年4月22日 14時00分「松葉ペレット」の普及・性能(雑草抑制・作物の成長促進)検証に取り組むSFキーパーズが、
三菱みらい育成財団主催のイベント「高校生MIRAI万博~高校生の成果発表~」で発表できる20校に選ばれました。
イベントは、7月31日にウーマンズパビリオンにて行われます。
また「タンパク質危機を考える」をテーマに「細胞性食品(培養肉)に関する啓発活動」に取り組む「チーム培養肉」も、
7月8日に大阪ヘルスケアパビリオンで実施される「培養肉未来創造コンソーシアム」主催のパネルディスカッションに
パネラーとして参加させていただけることになりました。
(前日の7月7日には、コンソーシアムの構成メンバーで昨年の大阪大学松崎研究室訪問でもお世話になった島津製作所等が主催する「Shimadzu Food Summit(国際会議)」に招待されました!)
万博での発表では、多言語対応が求められます。
発表準備を通して、学びを深めていきたいと思います!
3月の課外活動報告
2025年3月11日 10時05分3月7日(金)みどり戦略学生チャレンジ(農林水産省)中国四国農政局長賞 授賞式
"松葉ペレット”の有機農業での活用プランが、
中国・四国ブロックでの最優秀賞である中国・四国農政局長賞を受賞し、
本校校長室にて授賞式が行われました。
来年度は、松葉ペレットの商品化に向け、
「雑草の抑制メカニズム」と「作物の成長促進メカニズム」について探究していきます。
授賞式後には、"松葉ペレット”を使ってみたいと連絡をくださった大西町の小西保育園へ
約30kg分を納めに行きました(大変遅くなってすみません)。
近日中に、園児達が園の花壇に撒いてくれるそうです。
"松葉ペレット”の効果を試してみたい方は、ぜひご連絡ください!
後日、小西保育園から、かわいい園児たちが松葉ペレットを園内にまいてくれた(3月11日)様子が届きました。
松葉ペレットの紹介はもちろん、本校の活動についても触れてくださっていました。感謝です!
12月の課外活動報告④ 東予歴史トリップ交流会(2月11日)
2025年2月12日 23時13分東予歴史トリップを実施した7校(川之江高・土居高・新居浜南高・小松高・今治東中等・今治北高大三島分校・弓削高)の生徒が集まり、
各校の企画・実施した内容を共有することを目的とした交流会が東予地方局にて実施されました。
各校のプレゼンの後、地域の将来についての講義と東予歴史トリップ参加OGによる講演を聞いた後、
グループワークを行い、魅力あるツアーの在り方等について話し合いました。
複数の高校が合同で行うコラボツアー企画やガイド役と観光客役を両方経験する企画等、
実際にツアー企画を経験したからこそ出る提案だったと思います。
1年かけて地域企業の方と一緒に地域課題解決型ツアーをつくる「東予歴史トリップ」の活動は今回で終了!
本校から参加したのは全員が5年生で、JR四国「四国家のお宝ツアー」から参加してきたメンバーでした。
彼らのプレゼンの最後は、「桜井観光は今東生にお任せください!」で締めくくられました。
来年以降は、後輩の皆さんの出番です!
2月の課外活動③「えびす市(2月9日)」に参加しました!
2025年2月9日 23時03分今治商店街の冬の恒例イベントである”えびす市”への出店は、今年で4回目。
「創作菓子づくり」を通して今治市桜井のPRに取り組む生徒達の成果発表の場となっています。
7月夜市の「わらび餅」に続いて今回取り組んだのは、
”桜井海岸の白砂青松”をイメージした「マカロン」と”志島ケ原の梅林”をイメージした「アイシングクッキー」です。
西洋菓子TSUKASAの指導を受けながら試作・試食を重ね、詰め合わせ商品として完成させた自信作です。
販売用に60セット作って、700円で販売することにしました。
10時からの販売開始でしたが、昼過ぎには用意した60セットを売り切ることができました。
今回初めて中3生も販売に参加してくれました。
購入くださった方には、QRコードを活用したアンケートをお願いしました。
まだの方がいらっしゃいましたら、ぜひご協力をお願いします。
寒風厳しい中にもかかわらず、わざわざ足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
2月の課外活動②「日本の政治の中枢 霞が関(2月8日)」に行ってきました!
2025年2月9日 22時06分農林水産省主催の「みどり戦略学生チャレンジ」全国大会が農林水産省本省で実施され、本校は、中国四国ブロック代表3校のうちの1校に選ばれ、4年生3人が参加しました。
江藤農林水産大臣のビデオメッセージで始まった全国大会は、農林水産大臣賞受賞校の取組発表の後、グループワークが行われました。
本校の「松葉ペレットで『脱プラ』『脱除草剤』しませんか!」の取組は、全国大会での受賞とはなりませんでしたが、
全国の優れた取組から学ぶことがたくさんありました。
「松葉ペレット」の付加価値を高めるこれからの探究活動に生かします。
2月の課外活動①「日本の金融経済の中心地 日本橋兜町(2月1日)」に行ってきました!
2025年2月9日 21時26分
独立行政法人 中小企業基盤整備機構(以下、中小機構)の起業家教育プログラム実施報告会が兜町のビジネス・商業施設KABUTO ONEで行われました。中小機構の支援を受けながら1年間かけて作成したビジネスプランを全国より集まった21校が一堂に会して報告するものです。
本校からは4年生3人が参加しました。ロビーには、今年の7月に設置された日本資本主義の父「渋沢栄一」のオブジェがあり、記念撮影をしました。
各校の発表後は、起業家による講演会と座談会がありました。講演では、学生時代に「どんなに大変なことがあっても続ける意義があると信じられるテーマに出会ったら起業しよう!と決めていたこと」や「日本の人口は世界の1%に過ぎず、世界丸ごと課題解決しようと考えることの重要性」について話されました。
座談会では、「Groth Mindset(成長思考)」の必要性を力説されました。
1.能力は努力と学習で成長できる
2.難しいことも成長の機会として挑戦する
3.失敗=学びのチャンス
4.努力すれば伸びる
5.他人からの指摘は前向きに受け入れ、改善に生かす
6.他人の成功も産駒にして自分も成長しようとする
7.壁を前にしたときは、乗り越える方法を考え、粘り強く努力する
皆さんも参考にしてください。
令和6年度「えひめスーパーハイスクールコンソーシアム in 東予」で発表しました
2025年1月27日 19時57分「えひめスーパーハイスクールコンソーシアム」は、先進的な教育活動を行っている県立高等学校等による研究発表会です。
東予地区発表会は、1月27日(月)今治市公会堂にて実施され、4年生全員が参加しました。
コンソーシアムの前半は、「スーパーサイエンスハイスクール事業」指定校の西条高等学校の発表と「ソーシャルチャレンジ for High School事業」優秀校の発表です。本校は、2年連続で「ソーシャルチャレンジ for High School事業(地域の課題解決プロジェクト)」優秀校に選ばれ、新居浜商業高等学校、西条高等学校と一緒に発表を行いました。
後半は、「地域活性化サミット」と題して、地域の有識者と4人の高校生パネリストが地域の魅力や活性化について意見交換を行いました。
高校生パネリストとして、本校代表生徒も参加し、日頃の活動を通して感じる東予地域の魅力や課題について話しました。
約2時間のコンソーシアムには、会場とオンラインを合わせて東予地域の約1300人の高校生が参加していたそうです。
大変有意義な時間になりました。
1月の課外活動報告① 経済産業省主催「政策提案型ディベートコンテスト全国大会」に出場しました!
2025年1月18日 09時00分テーマ「エネルギー政策~安定供給と脱炭素社会実現の両立~」のもと、
2年連続での出場となった全国大会は、
1月12日(日)にオンラインで実施されました。
3・4年合同実施の総合的な探究の時間「エネルギー講座」に所属する3年生3名と4年生9名で構成された本校チームは、
「炭素税・GX移行公債等を財源とした再生エネルギー(山間部での耕作放棄地を利用した太陽光発電と臨海部での洋上風力発電)の拡大による地域活性」を掲げて、ディベートに臨みました。
全国大会は16チームがそれぞれ4ブロックに分かれて予選リーグを戦い、1位となったチームが決勝トーナメントに進みます。
試合開始は9時。本校チームは、修猷館高校(福岡)、熊本高校(熊本)、釧路湖陵高校(北海道)の3チームと試合を行いました。
各試合時間は45分。対戦相手はディベート部が多い中、本校チームもこれまで時間をかけて準備してきた成果を発揮して必死に食らいつき、どの試合も甲乙つけがたい白熱した試合となりました。すべての対戦が終了したのは17時。
本校チームは、修猷館高校チームに勝利したものの、1勝2敗で惜しくも予選リーグでの敗退となりました。
最初は緊張していた3年生も、他校との交流を楽しめるまでになりました。
今年の経験を来年に生かしてくれると思います。
12月の課外活動報告②
2024年12月15日 21時23分12月14日(土)愛媛県「三浦保」愛基金成果発表会2024
愛媛県医師会館5階ホールにて、
愛媛県「三浦保」愛基金成果発表会が行われました。
本校が地域貢献の一環として取り組んでいる
桜井海岸(唐子浜~志島ケ原)白砂青松保存プロジェクトの内容を
県内全域から集まった環境保全・自然保護分野の関係者の方々に
知っていただく良い機会となりました。
12月15日(日)東予歴史トリップ
探究活動の成果発表の一環として、「漆器の町”桜井”」を本校生が案内するツアーを、
今年は東予地方局主催の「東予歴史トリップ」として実施することができました。
綱敷天満神社の境内や歴史的な建築物「厨子2階」が残る桜井の歴史的な街並みを歩きながら、見どころについてクイズを交えて解説していきました。
今回のツアーを通して、桜井地域の歴史に興味を持っていただけたら幸いです。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
祝! 農林水産省主催「第1回みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」において、全国大会への出場権を獲得しました!
2024年12月9日 14時48分昨年度末より、今治市農林水産課の支援を得て、「廃棄松葉」の農業分野での活用を目指した「しまなみアースランド」での検証を、「探究活動」・「課外活動」として取り組んできました。
約1年間の取組(検証活動・普及、環境啓発活動)を「松葉ペレットで脱プラ・脱除草剤しませんか!」というタイトルにまとめて、農林水産省が主催する「みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」に応募していました。
今日、地方審査(ポスター審査)の結果が届き、
中国四国ブロック代表(代表3校/中国四国ブロック参加33校)として、全国大会への出場権(21校)を獲得しました。
高校の部には、全国から221校の参加がありました。
全国大会は、来年の2月8日(土)に農林水産省本省(東京都千代田区)にて行われ、
各校の取組を4分間で発表します。残り2か月しっかり準備をして全国大会に臨みます!