探究!
今年度の前半(4月~10月)の講座紹介・講座登録が行われました。
講座の一部を紹介します。
・エネルギー講座(四国ガス)
・2030モビリティ講座(今治模型社・株式会社マツダ)
・越智氏キャラクター化講座(愛媛大学)
・有機農園講座(今治市)
・起業講座(中小企業基盤整備機構)
・金融教育講座(SMBCファイナンシャルサービス株式会社)
・環境問題啓発講座(LOCAL-HOOD)
をはじめ、実践的な課題解決・探究活動に取り組むことのできる15講座が開講されます。
生徒達は、外部講師のご支援・ご協力を賜りながら、これから半年間、探究活動に取り組んでいきます。
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3月3日(日)に、はーばりーを会場に実施された
“海の環境とブルーカーボン”をテーマとした活動報告・講演会に3年生3名が参加しました。
3人とも今治アマモプロジェクトの活動に継続的に参加し、水槽でのアマモの成長観察に取り組んでいます。
・「気候変動による海の環境変化」
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産技術研究所 主任研究員 島袋寛盛様
・「ブルーカーボンで海を豊かに」
ジャパンブルーエコノミー技術研究組合 顧問 堀 正和様
本来、アマモは多年生植物で、冷たい海を好みます。
分布南限は鹿児島で、一年生アマモが分布していることが知られていました。
今治の海では、多年生アマモが分布しており、年中アマモを見ることができていました。
しかし、今年の冬季調査ではアマモを発見できなかったため、
温暖化が今治のアマモの成長に影響を与えている可能性があり、今後も継続的なモニタリングが必要だという内容でした。
海藻ビジネスが世界の潮流になっている現状とその背景についての紹介で、
先月のサステナブルブランド国際会議でも耳にしたネイチャーポジティブ、TNFDがここでも話題となっており、
海藻ビジネスは、気候変動・食糧生産・脱プラスティックのすべてを網羅するという内容でした。
12月に本校で実施した株式会社リブルのIotを活用した牡蠣養殖ビジネスの講演会の際にも感じましたが、
最先端の水産業は、完全に「世界を救う産業」になっています。
最後に講師の方から、この分野に進みたかったら、
「高校では生物・化学を選択しておいた方がいいのか」と質問したところ、
「やはり物理的な素養がないと難しいので、ぜひ物理を選択してほしい」とのことでした。
探究!
「REGENERATING LOCAL」をテーマに、
2月21日、22日の2日間、サステナブル・ブランド(以下SB)国際会議が、
東京国際フォーラムで開催されました。
国際会議に併せて、高校生のSDGs学習を支援する「第4回SB Student Ambassdor全国大会」も行われました。
4,5年生4名は、まず9月に行われた地方大会に参加し、次に全国大会出場を懸けた「選考会」に、
食肉増産がもたらす諸課題の軽減と若者の主権者意識の向上の観点から、
「培養肉焼肉を普及させる意義と普及に向けた外部機関との連携」を論文にまとめて提出したところ、
2日間の国際会議への招待とともに、「四国ブロック代表」として全国大会で発表する機会をいただきました。
1日目は、国内外のサステナビリティ有識者や日本の先進ブランドの代表者による基調講演を聞いたり、スポンサー企業のブースを廻ったりしました。ネイチャーポジティブ・TNFDといった理念・課題が現在の企業経営には欠かせないこと等を学ぶことができました。
今回の「培養肉普及」に関して連携する企業の1つとして考えていた島津製作所がブースを出しておられたので、
私たちの提案を説明し、培養肉研究の現状等の貴重なお話を直接伺うことができました。
夕食は、今回提案の中で創作培養肉メニュー作りで協力依頼をする予定の日本最大の焼肉チェーン店を持つダイニングイノベーションの「焼肉ライク」を訪れ、和牛の素晴らしさを再確認してきました!
成果発表会は、2日目の15時から始まりました。
全国9ブロックの代表校14校がそれぞれ4分間のプレゼンテーションを行いました。
全国大会の結果、
最優秀校 香里ヌヴェール学院高等学校(大阪)
フードロス削減の観点から、廃棄予定の野菜をジェラートにして販売する提案でした。
1つのクラスが起業して実際に事業を進めており、地域の企業の販売網を利用することで、事業規模の拡大に成功していました。講評の中でも、ジェラートは長期保存ができるため、商品として優れている点が素晴らしいと評されました。
優秀校は、2校選ばれました。
・文化学園大学杉並高等学校(東京)
資源の再利用の観点から、今後、大量に廃棄される太陽光パネルのガラス部分を再利用する仕組みづくりの提案でした。
太陽光パネルに使用されるガラスの透明度が高いことから、YKKap株式会社にリサイクルガラスとして再利用してもらうとともに、消費者も、太陽光パネルを安価に取り付けられる仕組みを考案していました。
・雲雀丘学園高等学校(兵庫)
物流の2024年問題解決の観点から、運ばれる荷物に食品等が多いことに着目し、ドライバーを増やすのではなく、食品の地産地消を進めることで、荷物を減らそうとするアイデアでした。
本校の発表については、「自己紹介から観客を聞く気にさせる掴みと、ローカル視点からの着想、社会の仕組みとの連携模索という観点がよかったとの講評をいただきました。」来年度の四国ブロック大会で発信する取組を日本旅行に協力をいただきながら進めていくことになりました。
国際会議の基調講演の中で、2030年以降の世界のトレンドは、「栄養」になるのではないかと話されていました。
「環境問題は世界を分断するが、栄養不良改善は世界を分断しない」という言葉が印象に残りました。
3月には、全国大会参加の副賞として、福井シンポジウムへの参加が決まっています。
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2月6日(日)
西条市中央公民館にて、「青少年発! 私たちの地域づくり!」をテーマに、
第7回地域教育実践東予ブロック集会が行われました。
歓迎アトラクションとして、今治工業高等学校機械造船部によるロボット相撲が披露された後、
「若い力と地域を動かす」と題したシンポジウムの中で、
丹原高等学校の「プロジェクト"tanomo"」と
SFキーパーズ(今治東中等教育学校)の「桜井海岸白砂青松保存プロジェクト」の発表機会をいただきました。
発表後は、8つの小グループに分かれて、
「みんなで描く!未来の学校 ~10年先の学校~」についてのワークショップに参加しました。
とても有意義な話し合いができたと思います。
今週末は、3・4年合同「総合的な探究の時間」に西洋菓子TSUKASAの指導を受けた創作菓子班の生徒達が、
桜井地域資源のPRを目指して、初めて実際に手作りしたお菓子を販売します。
創作過程の苦労や工夫した点などを、お客様に直接お伝えできることを楽しみにしています。
ぜひ、いらしてください。
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「えひめスーパーハイスクールコンソーシアム」は、
先進的な教育活動を行っている県立高等学校等による研究発表会です。
東予地区発表会は、1月23日(火)西条市総合文化会館大ホールにて実施されました。
本校は、「全ての生徒が地域課題に取り組み、生徒が考えたアイデアを基に、地元大学や企業等、地域と連携・協働しながら、SDGsへの取組や地方創生等の現代社会の課題解決に向けた活動」を評価する「ソーシャルチャレンジ for High School事業」部門で優秀と認められ、小松高等学校、今治北高等学校と一緒に発表しました。
他の事業部門からは、先進的な理科・数学教育に取り組んだ西条高等学校による「焼却灰由来の塩のリサイクル」の研究成果発表や、教科横断型(STEAM)教育に取り組んだ三島高等学校の発表がありました。
質疑応答の時間が設けられ、会場参加校・オンライン参加校から多くの質問が寄せられました。
すべての参加校の発表が地域の課題解決に向き合う内容となっていました。
他校の取組に学びつつ、本校の取組も一歩ずつ前へ進めていきます!
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テーマは、「エネルギー政策~エネルギー安定供給と脱炭素社会実現の両立~」です。
全国36校62チームから提出された政策提案の内容審査の結果、
本校の3・4年合同「総合的な探究の時間」の「エネルギー講座(四国ガス連携)」所属生による提案が、
16チームで競う全国大会へ出場することになりました。
11月6日(月)の出場決定からの約2ヶ月、ディベートの練習に取り組んできました。
全国大会は、
1月7日(日)に、4チームによるリーグ戦、
1月8日(月)に、前日のリーグ戦を1位で勝ち上がったチームによる準決勝、決勝が行われました。
本校チームは、岐阜県立岐阜高等学校を含む3チームとディベートを行い、リーグ戦は2勝1敗の2位となりました。
敗れはしましたが、岐阜高校との対戦では、3人の審査員のうち、1人が本校の勝ちとジャッジしました。
リーグ戦を勝ち上がった4チームは、
慶應義塾高等学校、神奈川県立厚木高等学校、岐阜県立岐阜高等学校、福岡県立修猷館高等学校です。
決勝戦の結果、岐阜県立岐阜高等学校が優勝しました。
各リーグで2位となった4チームの中で、獲得ポイントの多い2チームが「敢闘賞」受賞となります。
公開された採点表を確認すると、本校チームは2点及ばず、「全国ベスト8」となりました。
(出場した全16チームの総得点においても、本校チームの得点は上位8チームに入っています。)
出場校は高2生中心のチームが多い中、本校は3,4年生のみで臨みました。
ディベート慣れした対戦相手やエネルギー関連の専門用語にも必死に食らいついていました。
9時~17時まで休みなく対戦・提案の修正に追われた11人の皆さん、お疲れ様でした。
来年の大会で、リベンジしましょう!
最後になりましたが、
全国大会出場決定後の政策のブラッシュアップにおいて、アドバイスを賜りました四国ガスの皆様、ありがとうございました。
今後ともご指導よろしくお願いします。
探究!
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全国大会は、2月21日(水)、22日(木)に、「東京国際フォーラム・明治安田ヴィレッジ丸の内」を会場に開催されます。
参加する 「サステナブル・ブランド国際会議2024東京・丸の内」 のHPはこちら↓です。