●7月28日(金)牡蠣の試験養殖、開始!
【海洋環境探究講座(3・4年合同総合的な探究の時間)】
今年度から「世界一おもしろい水産業へ」をかかげる徳島県の株式会社リブルさんの協力を得て、
桜井海岸の白砂青松保存プロジェクトの一環として、桜井周辺の海洋環境調査を始めました。
調査方法は、陸上での牡蠣の試験養殖です。
桜井海岸で採取した海水のみで育てた稚貝と、餌を与えて育てた稚貝を比較することで、
桜井の海の豊かさを具体的に数値で表現する予定です。
今日は、2つの水槽に同じ個数の稚貝を入れ、重さを量りました。
定期的に2つの水槽の稚貝の成長に差が出るかを調べていく予定です。
将来的に桜井の海で実験ができる日を目指して、
1週間に1度の水替えにも精を出したいと思います(笑)
●7月29日(土)桜井歴史ガイドを行いました。
【JR四国歴史ガイド講座(3・4年合同総合的な探究の時間)】
桜井駅の掲示を見てくださった市外の御家族を相手に、約1時間の歴史ガイドを行いました。
小学生6年生のお子様が夏の自由研究の題材にしたいとのこと。
本校生徒の説明に熱心にメモを取り、貴重な文化財を写真にたくさん収めてくれました。
いつもお世話になっている漆器店の店主の方がご厚意でお店を開けてくださり、
本校生にとっても貴重な学びの場になりました。
8月にも市内の一般の方よりガイドの申し込みが1件入っています。
参加者の方に満足していただけるように、
これからも地域への理解を深めていきたいと思います。
●7月29日(土)16:00~20:30 今治商店街夜市マルシェ(夜市)に参加しました!
【桜井創作菓子菓子講座(3・4年合同総合的な探究の時間)】
初めての夜市への出店です。
今年最後の夜市ということもあって、商店街は大勢のお客さんで賑わっていました。
今回は、4年生5名が西洋菓子ツカサとのコラボ商品を前面に押し出して、
創作菓子60個とセレクト商品を合わせて110個のお菓子の販売に挑戦しました。
商品のディスプレイにもこだわりを見せ、やる気まんまんで取り組んでくれました。
冷たいものや食べ歩きできるものが予想通り次々と売れていく中、
生徒たちには焦りもあったと思いますが、
「お客さんが、夜市から帰る時間帯まで諦めず、お土産に買って帰ってもらえるように頑張ろう」と
声を掛け合っていました。
20:00を過ぎた頃から商品が売れ始め、
「あと〇〇個で売り切れです!」という声にも力がこもっていきました。
20:30に最後の1個が売れ、今回も完売することができました。
来年2月の「えびす市」では、今年度新開発した商品を販売する予定です。
いつの日か、コラボ商品が西洋菓子ツカサのレギュラー商品として店頭に並べてもらえる日を
目指したいと思います。
この場を借りまして、
生徒たちに冷たいものを差し入れてくださった一般の方のお心遣いに対しまして、
心よりお礼申し上げます。
●7月30日(日)13:00~16:00 今治アマモプロジェクトに参加しました!
昨年に引き続き、NPO法人今治シビックプライド主催のアマモの種取体験に
参加させていただきました。
1粒1粒種を取っていく作業は大変根気のいるものですが、
集めた種が2月に今治の海に撒かれ、ブルーカーボンの増加につながると信じて頑張りました。
今回の体験会では、種取のほかに、日本の「ブルーカーボン」事情についての講義もありました。
ブルーカーボンによるCO2吸収の拡大を目指すため、産出されたCO2吸収量をクレジットとして認証する組織としてJBE「ジャパンブルーエコノミー技術研究組合」が設立されており、市民による海の環境活動への支援も行っているとのこと。
主催者は「この取組が成果として形になるのは10年かかると思う!それまで一緒に頑張りましょう!」と体験会を締めくくられました。
本校の桜井海岸白砂青松保存プロジェクトも始まったばかり。
これからも様々な地域の関係者の方と連携しながら、取り組みを継続させていきたいと思います。