全校
本日14:46に全校生徒・教職員で黙とうを行いました。
10年前の14:46 私は学校にいました。ちょうど高校2年生の終わりで、次の日から始まる強豪校との試合にワクワクしていました。まさかその時に同じ日本で未曽有の災害が起こっているとも知らずに…。
今日も今治東中等教育学校は平和な時間が流れています。しかし、私たちも30年以内に南海地震という大災害に遭う確率が非常に高くなっています。だからこそ、東日本大震災の被害の大きさと教訓を忘れないようにしなければなりません。そして、何より亡くなられた方々のご冥福と被災地のできるだけ早い復興をお祈りしております。
昨日のクラスマッチに続いて、今日は後期生が5・6限目に体力テストを行いました。全員がベストの記録を目指して、懸命に取り組んでいました。今日の結果を基にして、今後も体育の授業や部活動を頑張ってほしいです。
「何を書こうか。」
この東校日記の担当者になると、いつも書くことに悩みます。
まず、その日の学校行事を調べます。
行事がなければ、ネタを探して校内をうろうろします。
校庭の植物を観察してみます。
校内にみつからなければ、周辺の景色を見渡します。
それでも見つからなければ、過去の卒業アルバムを引っ張り出します。
ネタがどうしても浮かばず苦しんでいるとき、顔を上げると、
目の前にはこの鮮やかなオレンジのコーンが。
これが、ホームページ担当者であることを示す印です。
これが回ってきた担当者は、ネタを探して校内をうろうろしているかもしれません。
全校
今日は啓蟄[けいちつ]です。冬ごもりした虫が、外に出てくる時期となりました。
今年の冬は、寒い日もあれば、急に温かくなったりと、体調を整えるのに苦労した
のではないでしょうか。
一雨ごとに春めいてきました。春の日差しに誘われて動き出す虫たちや
きれいになった水の中で泳ぐ鯉に負けぬよう、また、コロナウイルスに負けぬよう
過ごしていきましょう。
その他
校舎から見た夜の風景です。
昼間とは違った風景が見えますね!
左の写真は、18:40学校発のスクールバスです。運転手さんは、
朝早くから夜遅くまで前期のみなさんの送迎をしてくださっています。
日頃から感謝の気持ちを伝えられるといいですね!
右の写真は、中庭にある噴水の様子です。
池の水もきれいになり、昼夜問わず勢いのある噴水が出ています。
夜になるとライトで照らされ、さらに幻想的に見えますね!
みなさんは充実した学校生活を送れていますか?
その裏ではいろいろな方々の支えがあることを忘れず、
いろいろなことに目を向けられる人になりましょう!
明日は、いよいよ卒業式本番です。
13期生の皆さんが門出を迎えます。
前日の今日は、同窓会入会式、賞状授与式、記念品贈呈式が行われました。
本日は学年末考査中日です。
在校生の皆さん、勉強疲れしていませんか。
マラソンのオリンピック選手を育てたある監督さんが
「ラスト1周は誰でも頑張れる。だからその前の1周、その前の前の1周を頑張れることが大切」
とよく言われていました。
この中日は、自分で自分を奮い立たせる日ですよ。頑張りましょう。
さて、中学2年生の国語では、『走れメロス』を学びました。
自分の心の弱さに向き合いながらも「何か恐ろしくおおきなもの」に向かって走るメロスの姿に共感・反目し、また「赤」や「群衆」などにみられる作者「太宰治」の仕掛けに驚嘆したことだと思います。
その授業の中で、「メロス」と『鬼滅の刃』の主人公である「炭治郎」についていくつか触れました。
長男、単純な性格、強い正義感などなど、多くの類似性が見られます。
ということは…『鬼滅』の作者が「メロス」をパクった?というわけではありません。
私たちが、普段目にすること、耳にすることは、意識するしない、大きい、小さいにかかわらず何らかの影響を受けています。
きっと作者も「炭治郎」のキャラクター像をデザインする際、意図する、しないにかかわらず『走れメロス』に影響を受けたことは考えられます。
なんせ君たちと同じように日本で中学生を経験したならば、必ず学んだはずの小説ですからね。
そして実は、『走れメロス』自体も、作者である太宰治は、ドイツの詩人シラーの『人質』にインスパイアされて書いたといわれています。
もうすぐ6年生が卒業します。
一般的な中学や高校と違い、本校では6年生を遠い存在に感じている人も多いでしょう。
でも運動会や青藍祭、さらには入試に向けて職員室前で頑張る姿や廊下ですれ違う時など、意識的にも無意識的にも在校生の皆さんは6年生の姿を見、影響を受けています。
2年生の国語の授業ではメロスが走らされた「恐ろしくおおきなもの」は目に見えない、信実や名誉といったものを含んだ「人間としての証」ではないかと考えました。
6年生も目に見えない、恐ろしく大きい「今東イズム」を先輩たちから受け継ぎ、そしてさらに大きくして君たちに残してくれています。
在校生の皆さん、3月1日は、今東イズムを受け継ぎ、君たちに残してくれた6年生を感謝の気持ちで送り出す日にしましょう。